「ボタンダウンカラーシャツ」というアイテムをご存知だろうか？襟を立体的に表現するために、襟先にボタンがついたシャツだ。
ひょっとすると、もうすでにお持ちの方もいるかもしれない。そういった方も含め、「ボタンダウンカラーシャツ」というアイテムをもう一度おさらいしたいと思う。
ボタンダウンカラーシャツとは
そもそも「ボタンダウンカラーシャツ」とは？「ボタンダウンカラーシャツ」というのは、襟の先をボタンで留めているシャツのことを指す。
1900年頃に、アメリカのジョン・ブルックスにより開発され、ポロ競技の観戦中にユニフォームの襟を動かないように、ボタンで留めていたことを参考にしたと言われている。襟の先でボタンを留めているため、第一ボタンを留めずにノーネクタイで着用しても、襟立ちがよく立体的な印象を与える。
フォーマルなシャツとの違いは、比較的カジュアルな印象であるという点。現在では、ビジネスシーンでも着用されているが、シーンによっては着てはいけないシーンも存在する。
次に、シーン別にOKな場面、NGな場面をご紹介する。
ボタンダウンカラーシャツを着る際の注意点
「ボタンダウンカラーシャツ」は、ぱっと見ビジネスシーンで活用できるように見える。しかし、このアイテムはカジュアル要素が強いため、シーンを選ぶ必要がある。そのような注意点を見ていこう。
OKシーン
「ボタンダウンカラーシャツ」を着用するにあたって、着用OKなシーンは2つある。
・一般的なビジネスシーン
・結婚式の二次会（パーティ）
いくらシャツとはいえ、カジュアル要素が強いのでしっかりと把握しておきたい部分だ。
1．一般的なビジネスシーン
一般的なビジネスシーンでの着用は基本的にOKである。しかし、由緒正しい伝統的なフォーマルな姿ではない。マナーや身だしなみにとても気を使っている方からしたら、「ボタンダウンカラーシャツ」というアイテムは、カジュアル要素が強いと感じられるかもしれない。
ビジネスファッションで気をつけることは、「相手のことを考えた身だしなみ」だ。相手やシチュエーションに応じてうまく聞分けていくことを意識しよう。
2．結婚式などの二次会（パーティ）
結婚式などの二次会やパーティでは、ボタンダウンカラーシャツとの相性はバッチリだ。二次会やパーティのようなシーンでは、カジュアルな要素が強いボタンカラーシャツと相性がいい。しっかりとした格好をしたいけど、少し着崩したいという方にピッタリなアイテムだ。
NGシーン
ボタンダウンカラーシャツの着用がNGなシーンは、「冠婚葬祭などのフォーマルシーン」だ。冠婚葬祭のシーンでは、フォーマルな格好が求められる。このようなフォーマルシーンでのボタンダウンカラーシャツの着用は避けるようにしよう。
カジュアルに着こなす！おすすめ人気ボタンダウンカラーシャツ
ここからは具体的なブランドを紹介したいと思う。
ボタンダウンカラーシャツといっても多くのブランドが扱っている。そのなかでも、生地・シルエットともに最高峰のブランドを抜粋したので参考にしていただけたらと思う。
鎌倉シャツ
鎌倉シャツは、1993年に鎌倉の小さなシャツショップ「メーカーズ鎌倉」で誕生した。創業以来、「世界で活躍するビジネスパーソンをシャツで応援する」をモットーにシャツづくりに精進してきた。創業時から上質な素材を使い、日本の縫製技術は細やかな職人技と卓越し技術力によって、世界でも最高峰のレベルにあたる。
縫い目が美しく肌触りがいいことが魅力であり、体の曲線にフィットするような着心地である。全ては「お客様ファースト」から始まり、縫製工場など直接的に取引をすることで中間コストを省き、上質かつ納得価格で提供している。
そんな上質かつお客様ファーストを心がける「鎌倉シャツ」のおすすめをご紹介したい。
鎌倉シャツ スリムフィット ピンポイントオックスフォードシャツ
出典：amazon
この商品の最大の魅力はイージケアという点だ。鎌倉シャツが展開しているアイテムなので質はもちろんいいが、その上イージケアであるという点はとても大きいかと思う。
毎日のように着用するアイテムだからこそ、アイロンなしで着用できたら、シワなどのストレスから解放されるのではないかと思う。毎日質のいいものを着用したいという方にピッタリな一品だ。
INDUSTYLE TOKYO（インダスタイル トウキョウ）
INDUSTYLE TOKYO（インダスタイル）は、日本のニット専業メーカー「丸和繊維工業」が運営するシャツブランドだ。真面目で日本気質な職人が、コツコツと60年以上にわたり記述を高め、1つ1つ真心こめて縫い上げたニットシャツを販売している。ニットシャツには、伸縮性があり非常に動きやすい。
しかし、ニットシャツは縫製が難しい。このような難しいニットシャツでも、今までニットを使っていた丸和繊維工業であれば、それを補える技術力を持っている。
そんなニットシャツを手掛けるインダスタイルが展開するボタンダウンカラーシャツのおすすめをご紹介したい。
丸和繊維工業 インダスタイルトウキョウ クールマックス ヘリンボーン ボタンダウンシャツ
出典：rakuten
空気のように柔らかいニット生地を使用している。また、吸汗速乾性があるので、熱くなった季節でもストレスなく着用できる。
このアイテムはストレッチ性も高いため、様々な意味でもストレスがかからない。日本製という点も安心できるポイントだ。質・着心地を追求したいという方にピッタリなアイテムとなっている。
Drake's ドレイクス
ドレイクスは1977年アクアキュータムのアクセサリーのデザイナーとして活躍していた、マイケル・ドレイクによって設立された。
このブランドはハイクオリティーなウールやシルクを用いたマフラーやスカーフ、小物のコレクションからスタートし、現在はネクタイとシャツの英国に残る希少なファクトリーブランドとなっている。
そんなドレイクスが展開するボタンダウンカラーシャツのおすすめをご紹介したい。
ドレイクス レギュラーフィット ストライプシャツ
出典：british-made
イギリスでサマーセットとして作られるストライプのシャツだ。襟がインターライニング仕様となっており、保湿性はもちろん立体的にみせてくれる特徴がある。
定番のオックスフォード生地のシャツでは、ビジネスシーンではタイアップをし、オフの日はカジュアルに開襟スタイルでアレンジをすることができる。ビジネスでもプライベートでも使える一着が欲しいという方にピッタリだ。
Brooks Brothers ブルックスブラザーズ
ブルックスブラザーズは、アメリカで創業された世界最古の紳士服販売店である。1818年に、ニューヨークのブルックス家によって誕生した。創業者の孫であるジョン・ブルックスがポロ選手のシャツの襟が風に揺れている姿を見て、ボタンダウンカラーシャツを始めて商品化したといわれている。
ブルックスブラザーズは、ラルフローレンなどのアメリカファッションブランドと並んで代表的なブランドの位置づけをされている。
そんなボタンダウンカラーシャツの先駆者であるブルックスブラザーズのおすすめをご紹介したい。
ブルックスブラザーズ コットン ボタンダウンシャツ
出典：楽天市場
ブルー以外にも、ホワイト・ピンク・イエローも展開されているので、ビジネスからプライベートに使うことができる。素材はコットンなので洗濯も容易にできる。
また、サイズ感では、少しゆとりがあるシルエットでタックアウトしてもキまるシルエットが特徴的だ。トレンドな着こなしをしたいという方にはピッタリな一着だ。
まとめ
いかがだっただろうか。
ビジネスシーンでもプライベートでも着用することができる「ボタンダウンカラーシャツ」は、汎用性が非常に高い。数多く購入するのではなく、質のいいものを愛用していく方が結果的にコスパが良くなるかと思う。
これからの季節の変わり目に、今回ご紹介した質のいいボタンダウンカラーシャツはいかがだろうか
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