JXTIONとは和風テイストのアパレルブランドだ。着物や和服は古くから日本人に好まれる日本特有の民族衣装であり、海外からはアイコンとしてファッションシーンにも大きな影響を与えてきた。
現代でも結婚式や成人式などイベント衣装としては人気の着物/和服だが、普段から着用する人は少ないのではないだろうか。
そんな今だからこそ、和服を【粋】に着こなすことをテーマに商品を展開するファッションブランド・JXTIONを紹介したい。JXTIONというブランドを知ることで、着物を普段着にアレンジするような新しいスタイルに出会えるはずだ。
着物は日本では不人気?
着物はなぜ好んで着られないのか
着物の市場規模は年々減少している。1980年~2019年にかけて約85%減とその衰退は顕著だ。要因の一つに「着物のフォーマル化」がある。
かつては普段着だった着物は、現在では正装や冠婚葬祭の衣装としての定着してしまったからだ。ただ着物を普段着として着ることについては前向きな意見も多く、決して存在自体が不人気なわけではない。その魅力は老若男女に浸透していることは確かだ。
ではなぜ着物は着られなくなったのか。
様々な理由が挙げられるが、最も多い意見は着用のハードルが高いことだ。手間や人手を借りなければ着られないという意識は、着物と普段着の距離を大きく開けてしまった。
日本と海外での温度差
一方で海外からは着物=KIMONOとして認知され、来日観光する外国人にとってはアクティビティの一つとして人気なのだ。着物が現代になり突然、人気になったわけでない。
世界に着物が認知されたのが1867年パリ万博といわれている。日本が初めて参加した万博である、パリ万博。ここで数多くの着物が出展され、世界を驚かせるのだ。
日本特有の柄や素材による美しい着物は、現地新聞など海外のメディアにも取り上げられる。これによりフランスから『ジャポニスム文化』が流行した。
その後ヨーロッパを中心とした、海外の数多くのデザイナーや画家に着物=アートとして親しまれてきた。かの有名な画家ゴッホも和服から日本を知り、日本画へと興味を深めていったとされている。
着物は世界中から憧れの存在として長く受け継がれ、現在でも多くのファッションシーンに影響を与えている日本の代名詞でもあるのだ。
30代におすすめ!大人にこそ似合う『和テイスト』アイテム
ジャポニズムコート
着物の羽織を模したデザインコートでロングコートとして存在感を放つ。
服装全体の大きな面積を占めるコートは印象に大きく作用する。あえて個性的な着こなしを意識しなくても、シンプルな普段着に組み合わせる事で十分魅力的なコーディネートになる。スーツなどにも使用される上質なウールを素材として用いることで、一層上品な印象になるだろう。
実際にはウールといえば冬に使われる素材であったり、保温や防寒だったりをイメージする事が多い。しかし本来は薄手の上質なウールは『湿度をコントロールする』という特徴があり、高温多湿の日本の気候には最適な素材なのだ。
ラップカラーシャツ
特徴的な襟が目を引く日本製の比翼仕立てのシャツ。“比翼仕立て”とは前身のボタンを留めた際に、上から生地が重なりボタンが隠れる仕立てのことをいう。
こだわりのポイントとして【ナットボタン】を使用。ナットボタンとはヤシの実の種で作った天然素材で水牛ボタンに次ぐ、高級ボタンとして非常に長い歴史を持っている。繊維模様が浮き上がるのが特徴的で高級なスーツなどに使われるシーンが多いのがJXTIONではナットボタンを贅沢にもシャツに使用している。
襟の生地に上質なウールをブレンドし、身頃には、梨の皮のような不規則な細かい凹凸感があり、肌触りの良い梨地編み【アムンゼン】を採用。シンプルなシャツだが、細かいディティールや素材にこだわり、1枚でもサマになる。とても上品な仕上がりは、まさにJXTIONこだわりのシャツだ。
いかがだろう。シンプルであり、個性的。素材や細部のディティールへのこだわりは、大人としての経験と余裕があるからこそ似合う、まさに30代に似合う和風アイテムではないだろうか。
普段着としての着物
着物の機能的な衣服
着物とは、元来機能的な服なのである。まず一つにボタンやファスナーがない、つまりは服の定位置が決まっていないのだ。
体の大きさや季節に合わせてインナーに着込む服の数量に左右されずに難なく羽織れるのは最大の利点の一つだ。
次に着物は気温対応に優れていることもメリットと言えるだろう。
日本は古くから四季折々の天候で年間を通じての気温変動が激しい。何枚も組み合わせながら形を作っていく着物は、高温多湿の日本の気候に適した作りなのだ。
コーディネートとメリット
先述のジャポニズムコート。着物の羽織としての形を保ちながら、普段着のアウターと同等の活躍が期待できる。
一般的には着物のアウターの位置付けで羽織は存在する。
歴史的な解釈では戦国時代に武将が鎧の上に身につけた陣羽織、成人式や元服など祝事に用いられた紋付き羽織など、機能と同時に権威や敬意表すのも羽織の持つ意味の一つだ。だからこそ普段使いに避けられてきた背景もあるのだろう。
繰り返すが、本来の羽織の機能、役割はアウター。コーディネートとして取り入れる事で個性を演出できるのは間違いない。
個性とは集団の中で、目立った存在である事だ。和風テイストのJXTIONのアイテムは、コーディネートに取り入れるだけで十分個性的になるだろう。
30代の大人の【粋】という価値観
目に見える価値と目に見えない価値
ここで一旦、立ち止まって考えてみたい。JXTIONが掲げる【粋】とはなんだろう。
実はこの粋という言葉には様々な解釈がある。主に粋=意気、粋=勢いなどが挙げられる。つまり伝えたいのは【粋】とはファッションや風貌だけではなく、内面の心情や姿勢にも通じているという事だ。
例えばビジネスの場でスーツを着る。これは正装としては正しいだろう。
なぜならビジネスという場では、自分ではなく相手が持つ印象やTPOに対して無言のプレゼンテーションが必要となるからだ。では粋であるか、という問い対してはNOだ。
スーツを着た上で、ノーネクタイやガラパンツ、チノパンなどで外すコーディネートの方がよっぽど粋な服装と言えるだろう。そこには自分の中に余裕や遊びという要素を組み込む事で【粋】を演出しているからだ。
さらにいえば、ここには30代など、大人としての年齢や経験を重ねたからこそ醸し出せる雰囲気というものがある。この目には見えない部分こそ【粋】と表現できる一番のポイントなのだ。
JXTIONというブランドはアパレルブランドと同時に、ライフスタイルとしての【粋】を表現する国内でも希少な価値を持つブランドということだ。
まとめ
JXTIONというブランド、着物を普段着として表現できること。大人としての経験や余裕を兼ね備えた30代にこそ、取り入れるべきブランドということだ。
ファッションには答えがない。その一日自分が何を着るか、それは自分がどう生きるか、という概念でもある。
今のファッションシーンの中で、迷いや退屈を感じている人も多いのではないだろうか。そんな人は、ぜひJXTIONの【粋】というスタイルに触れてみてほしい。新たな個性や感動に出会えるはずだ。
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