【メンズ】着物風のトップスで装いにアクセントを!ドメスティックブランド

JXTIONとは和風テイストの商品を軸に、『粋』という目に見えない美意識を表現したブランドだ。

今回は国内外問わず無数に存在するアパレルブランドの中で、和風テイストという個性に特化したJXTIONを紹介したい。

なぜ和風テイストは選ばれるのか。日本の古くから親しまれる和というスタイルは現代だからこそ、個性的になる。

JXTIONの上質な国産商品の紹介と、アクセントとして取り入れるそのメリット。読み進めることで新たなトレンドを感じてもらいたい。

 

JXTIONのトップス

さっそくだが、JXTIONのトップスを紹介していこう。

 

ジャポニズムコート

JXTION

 

ロングコートとして存在感を放ち、着物の羽織を模したデザインコート。服装全体の大きな面積を占めるコートは印象に大きく作用する。普段の服装にジャポニズムコート、というコーディネートだけで十分に個性的な着こなしになるだろう。

素材はスーツなどにも使用される上質なウールをブレンドし上品な印象を与える。

ウールといえば冬に使われる素材であったり、保温や防寒だったりをイメージする事が多いだろう。しかし実際には薄手の上質なウールは『湿度をコントロールする』という特徴があり、本来は高温多湿の日本の気候には最適な素材なのだ。

使いやすさという観点では、メンテナンスフローも非常に重要になる。ポリエステル混の生地はクリーニングに出すことなく、自宅で洗うことも可能。これは非常に嬉しい性能だ。つまりジャポニズムコートは、年間を通じて着られるロングコートとして活躍できる。

JXTION代表格のジャポニズムコートは素材以外にも、目に見える良さだけではなく目には見えない良さとして『粋』な演出をしている。

法被をモチーフにしたベースデザインは、砕けすぎないモダンな印象を与える。『ウエストの絞り』を効かせていることで、丈長でなびく生地に相性の良いとてもキレイなデザイン性のあるロングコートに仕上がっている。

防寒や保温という目的と生地の仕上がりというのは、大きな関連性がある。単純にいえば、薄くなびくような生地感では防寒には向かないし、厚く着心地に影響するような生地感では軽やかな印象は生まれないのだ。

そういう意味ではJXTIONのコートはデザインだけでなく、生地の仕上がりにもキレイに見えるこだわりを持たせている。キレイ見えするコートはカジュアルにもフォーマルにも使えるので必然的に着用機会は多くなるものだ。

 

ラップカラーシャツ

JXTION

 

特徴的な襟が目を引く日本製の比翼仕立てのシャツ。“比翼仕立て”とは前身のボタンを留めた際に、上から生地が重なりボタンが隠れる仕立てのことをいう。

こだわりのポイントとして【ナットボタン】を使用。ナットボタンとはヤシの実の種で作った天然素材で水牛ボタンに次ぐ、高級ボタンとして非常に長い歴史を持っている。繊維模様が浮き上がるのが特徴的で高級なスーツなどに使われるシーンが多いのがJXTIONではナットボタンを贅沢にもシャツに使用している。

襟の生地に上質なウールをブレンドし、身頃には、梨の皮のような不規則な細かい凹凸感があり、肌触りの良い梨地編み【アムンゼン】を採用。シンプルなシャツだが、細かいディティールや素材にこだわり1枚でもサマになる様、とても上品に仕上がっている。まさにJXTIONこだわりのシャツだ。

いかがだろう。JXTIONのトップスアイテムはデザインだけでなく素材にもこだわり、『粋』という姿勢まで表現している。普段の洋服の組み合わせの中に取り入れるだけで、個性的な印象を与えてくれるだろう。

 

アクセントという要素

よくファッションで使われる『アクセント』という表現。実に曖昧で不明確な表現だ。

例えば音楽であれば音の強弱。例えば料理であれば味の変化。同じアクセントでも使い方は似ているが意味は異なってくることが分かるだろう。

ファッションにおいてのアクセントとは、【印象を強める、強調する】ことだ。

コーディネートに使用するサイズ感であったり、色であったり。普段のコーディネートのある一部を強調するのが『アクセント』をつけるということになる。

 

JXTIONの強み

アクセントについて考えると、どのようなアイテムが適しているのだろうか。

今、手元にあるアイテムでコーディネートするとしても多くの人は、着方や使い方でアクセントをつけることはなかなか難しいはずだ。なぜなら現在の多くのファッションは色やデザインの系統をまとめる前提で組まれているからだ。

例えばスキニーパンツやテーラードジャケットは黒が多い。アイテムによって定番の色や形という物が決まっているからだ。

定番とはトレンドや流行の中から生まれてきた形で、人々のスタンダードになったものだ。そして一度定番と認知されると人々の感性から消えない印象になるのだ。

ファッションにおいてはアクセントと対義語に近い表現が定番と言ってもいいだろう。

そこで個性を引き立たせるJXTIONのアイテムは非常に心強い。素材やデザイン性からも分かるように、アイテム自体の希少価値が高いからだ。

個性とは集団の中で目立って見えることである。JXTIONのアイテムは『和テイスト』というジャンル自体がファッションとしての強みなのだ。

 

ドメスティックブランド

国内での現状

ドメスティックブランドとは国内ブランドの事だ。

ところで、日本で流通している国産アパレル商品がどれほどの割合か知っているだろうか。

約3%だ。実は日本国内のアパレル商品のほとんどが海外で作られているのだ。驚異的な数字である。

1990年代までは国内ブランドも数多く存在したが、2000年以降国内で生産されているアパレル商品は約1/4にまで減少したと言われていた。

理由は明確だ。2000年代になり、ファストファッションの台頭が勢力図を大きく変えたからだ。

多くのアパレル企業が海外で安価の商品を作り、国内で販売するという道を突き進むことになる。

繊維・小売業界のビジネス視点で見れば『これがグローバル化』と言えるだろう。決して否定される必要はない、成長とはそういうものだ。

一方、国内で製造されるアパレルアイテムは高級嗜好や本格派嗜好として地位を確立してきた。衣類を国内で生産できる体制や技術を残してこれるほど洗練された少数精鋭の力がそこにはあるのだ。

made in JAPAN=良質な製品という神話にも似た感覚は、多くの日本人が共有しているだろう。

 

差別化が進むアパレル産業

国内生産と海岸生産というビジネススタイルの差が生まれたことで、アパレル産業の差別化が進んでいる。

先述のように日本製=良質で高価な商品。海外製=大量生産された安価な商品、という棲み分けがハッキリと出来ているのだ。

JXTIONは日本製にこだわったものづくりをするブランドだ。高品質なアイテムが個性となり、纏うことでアクセントをつける和風スタイルを演出できる。まさに差別化されたブランドなのだ。

 

まとめ

今回和風テイストのアパレルブランドJXTIONについて紹介させてもらった。

和風テイスト、和風スタイルは現代での個性を表現するには注目度の高い要素だ。アクセントとして映える羽織スタイルを表現できることは、ブランドとしての価値が非常に高いと言えるだろう。

多くのブランドの中で、ドメスティックブランドは少数派かもしれない。JXTIONの中にある素材やディティールへのこだわりは、古くから『粋』として表現されてきた美しさに似ている。

ファッションを楽しむというスタンスの方には、一見の価値があるはずだ。

ぜひJXTIONの羽織スタイルに触れて、新たな個性を探してみてもらいたい。

 

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