和服カジュアルのアイテムならJXTION!メンズドメスティックブランド

和風テイストというファッションジャンルが密かに人気を集めている。今回紹介するJXTIONは和風テイストのメンズブランドだ。

名前の由来はJAPAN + NEXT + ~tion= JXTION。“次の日本に動作する”という意味を込めた造語である。

根底にあるのは『粋』という概念。日本特有の美意識だ。

日本に古くからある“目には見えない要素”=『粋』をファッションだけに留まらず、ライフスタイルとして提案する。個性的な価値観を提案する注目のブランドだ。

ただ着物などの和服にこだわるわけではなく、普段着の装いとしてカジュアルにも使えることが大きな魅力でもある。

 

和服カジュアルとは

和服の希少性

和服や着物は日本古来の民族衣装といえるだろう。しかし現代の日本人の生涯での着物の着用率は55%と約半数が着た経験が無いという。特に男性は30%前後と、さらに割合が低いことがアンケートから判明している。
(出典:MyVoice着物に関するアンケート調査)

ビジネス要素の統計では着物の市場規模は1980年~2019年で約85%減と減少の一途を辿っている。
(出典:経産省繊維課 調査資料)

 

日本人はなぜ着物から離れてしまったのだろうか。実はこの疑問に関してもある結果が出ている。

『着物を着ない理由』の第1位が【着るのが難しい(1人では着られない)】という答えなのだ。結婚式や成人式など特別な用事が無い限り、人の手を借りてまで着るほど手間をかけたくないという消費者のニーズが見えてくる。

和服や着物を普段から使わないという意見がここまで多いという事は、その希少性が高いことは周知だろう。

和服をコーディネートとして取り入れると、必然的に個性的な表現のファッションになる。個性とは集合の中で目立つことを意味しているからだ。ただその取り入れる組み合わせ方が、難しいのではないだろうか。

この課題を解決出来るのがカジュアル化である。カジュアル=普段通り、軽いという意味を指す。和服や着物を特別な行事としてではなくカジュアルな普段着の要素として取り入れていくことで新しいジャンルを提起できるのだ。

JXTIONのアイテムはそんな『和服カジュアル』というジャンルを個性的に表現するには最適だろう。

 

カジュアルとの相性

和服カジュアルをコーディネートする。それには相性が重要になる。カジュアルに対して相性が良い条件は『シンプル』であることだ。

ここからはJXTIONのアイテムを紹介していきながら、アイテム自体の魅力とコーディネート例などをお伝えしたい。

 

和服カジュアルのアイテムならJXTION

ジャポニズムコート

JXTION

 

着物の羽織を模したデザインコートでロングコートとして存在感を放つ。

服装全体の大きな面積を占めるコートは印象に大きく作用する。あえて個性的な着こなしを意識しなくても、シンプルな普段着に組み合わせる事で十分魅力的なコーディネートになる。

スーツなどにも使用される上質なウールを素材として用いることで、一層上品な印象になるだろう。

実際にはウールといえば冬に使われる素材であったり、保温や防寒だったりをイメージする事が多い。しかし本来は薄手の上質なウールは『湿度をコントロールする』という特徴があり、高温多湿の日本の気候には最適な素材なのだ。

またコートはメンテナンスフローも非常に重要な要素になる。ポリエステル混の生地はクリーニングに出すことなく、自宅で洗うことも可能。改めてこれは嬉しい性能だ。

つまりジャポニズムコートは、年間を通じて着られるロングコートとして活躍できる。

JXTION代表格のジャポニズムコートは、目に見える良さだけではなく目には見えない良さとして『粋』な演出がある。

法被をモチーフにしたベースデザインは、砕けすぎないモダンな印象を与える。『ウエストの絞り』を効かせていることで、丈長でなびく生地に相性の良いとてもキレイなデザイン性のあるロングコートに仕上がっている。

防寒や保温という目的と生地の仕上がりというのは、大きな関連性がある。単純にいえば、薄くなびくような生地感では防寒には向かないし、厚く着心地に影響するような生地感では軽やかな印象は生まれないのだ。

そういう意味ではJXTIONのコートはデザインだけでなく、生地の仕上がりにもキレイに見えるこだわりを持たせている。キレイ見えするコートはカジュアルにもフォーマルにも使えるので必然的に着用機会は多くなるものだ。

 

テーパードスラックス

JXTION

 

日本製のテーパードスラックス。テーパードとはシルエットの種類で、股上から足首にかけて徐々に細くなる形を指す。代表的な例ではスーツのボトムスが最もイメージしやすいだろう。

丈を踝がわずかに出る9.5分丈に設定しており、長さでヌケ感を保ちながらも凜とした涼しげなイメージのスラックスに仕上がっている。

スラックスと聞くと堅いイメージを持つ方も多いが実はカジュアルにもキレイ目にも使える、着合わせ万能パンツだ。伸縮性のあるポリウレタン素材を使用することで、キレイさを保ちながら動きやすさも兼ね備えている。

ジャポニズムコート同様に上質なウールを使用し、形や素材からも上品な印象を演出してくれる。JXTIONのラインナップにある同素材のシャツと着合わせると、セットアップで着用することも出来る。テーパードスラックス単体で着るよりも、さらに上品なコーディネートを作り出すことが出来るだろう。

 

ドメスティックブランドとは?

国内ブランドの現在地

ドメスティックブランドとは国内ブランドの事を指す。

ところで急ではあるがご存知だろうか。現在、日本で流通している国産アパレル商品がどれほどの割合か。

国産=2.4%。残り97.6%は海外で生産され、輸入されるのだ。実に驚異的な数字である。

1990年代までは国内ブランドも数多く存在したが、2000年以降国内で生産されているアパレル商品は約1/4にまで減少したと言われていた。
(出典:経済産業省 製造産業局 アパレル・サプライチェーン研究会 報告書)

理由は明確だ。2000年代になり、ファストファッションの台頭が勢力図を大きく変えたからだ。

多くのアパレル企業が海外で安価の商品を作り、国内で販売するという道を突き進むことになる。

繊維・小売業界のビジネス視点で見れば『これがグローバル化』と言えるだろう。決して否定される必要はない、成長とはそういうものだ。

一方、国内で製造されるアパレル商品は高級嗜好や本格派嗜好として地位を確立してきた。衣類を国内で生産できる体制や技術を残している企業は優れた生産力を持っている。洗練された少数精鋭の力がそこにはあるのだ。

made in JAPAN=良質な製品という神話にも似た感覚は、多くの日本人が共有しているだろう。

 

差別化が進むアパレル産業

国内生産と国外生産というビジネススタイルの差が生まれたことで、アパレル産業の差別化が進んでいる。先述のように日本製=良質で高価な商品。海外製=大量生産された安価な商品、という棲み分けがハッキリと出来ているのだ。

JXTIONは日本製にこだわったものづくりをするブランドだ。高品質なアイテムが個性となり、纏うことでアクセントをつける和風スタイルを演出できる。まさに差別化されたブランドなのだ。

 

これからの和風テイスト

JXTIONはメンズ和風テイストブランドだ。和服や着物が日本国内で減少の一途を辿る中、『粋』というライフスタイルにまで光をあてることで個性を生み出している。

これから和風テイストはカジュアル化を軸に発展していくだろう。現存のファッションとの融合が新たな個性を生み出しているのだから。

JXTIONというブランドに触れることで、普段とはひと味違う『和風カジュアル』という個性をぜひ体験してみてほしい。和風というジャンルの、新たな可能性に気づけるはずだ。

 

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