9月中旬に千葉県袖ヶ浦市の袖ヶ浦海浜公園で行われる「氣志團万博」。
千葉県出身バンドの氣志團が主催するフェスとして、日本の音楽シーンに根付いてきました。
今回はこのフェスを徹底解説します!
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目次
氣志團万博とは
かつては氣志團の大型ライブイベントの名前として名付けられた氣志團万博。
他のアーティストを呼び、フェスイベントとなったのは2012年からでした。
「俺の街、来ないか?」を合言葉に、アーティストだけでなく、そのアーティストのファンを氣志團の地元に呼び寄せ、夏の終わりのロックフェスとして確立していきました。
出演者の中には超大物やアイドルも!?

このフェスの魅力といえば、何と言ってもアーティスト。
超大物・大御所と呼ばれるアーティストや、ガチガチのハードロックバンド、ヴィジュアル系バンド、またアイドルまで出演しているのが、このフェスの特徴です。
普段聞かない色々なジャンルの音楽を体感すると同時に、氣志團のネットワークの強さが見受けられるフェスでもあります。
かつて、2013年の氣志團万博で、モモノフと呼ばれるももいろクローバーZのファンが、同日に出演していたマキシマム ザ ホルモンが出演している時にバンドのファンと楽しそうにサークルを作っていたのも印象的でした。
こうした違うジャンルのファン同士が、お互いの音楽を認め合う瞬間はロックフェスならではなのかもしれません。
あまりにも違うジャンルが多いので動画で予習!
以前、氣志團万博に参加した際、今出演しているバンドの次に好きなアーティストが出るのか、多くの女性がスタンディングエリアの前の方にいらっしゃいました。
ただ、そのバンドがハードロックということで、モッシュやダイブ行為が始まり、ライブ後、女性の方がぐったりしてしまったという事がありました。
他のフェスでも言えることですが、このような場所取り行為は本当にそのアーティストが見たいと思うファンの自由を奪う行為で、フェスマナー違反ということになります。
また、事前に予習をしておくことで避けられたことです。
フェスは座席番号もなく、できるだけ前で見たい気持ちは分かりますが、今はYoutubeで簡単にライブ映像が見られる世の中ですので、予習ついでに前のバンドがどんなライブになるのかは、事前に把握しておいた方がいいでしょう。
色んなジャンルが集まる氣志團万博では、特に必要と考えられます。
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お客さんの服装・ファッションにも注目!
ファンの衣装も様々で、氣志團の学ラン・特攻服姿の方もいれば、ヴィジュアル系バンドの化粧や衣装を来ているファンの方、バンドTシャツにディッキーズのハーフパンツを着ているライブキッズの方、アイドルの名前が入ったTシャツを着てペンライトを持ち歩いている方と、衣装のガラパゴス化が著しく進んでいるのもこのフェスの特徴だと思います。
ステージにも工夫が。全アーティストが見られる!
遠くから見ると、一つの大きなステージになっていますが、ステージ内で分けられており、一つのライブが終わると、すぐに次のライブが始まるように工夫されています。
一つの大きなステージ内でライブをしていることには変わりませんので、他のフェスではステージが離れていて、他のライブが見られないなんてことはありません。
これが他のアーティストへの新たな出会いにも繋がっているようで、巷では日本で一番CDが売れるフェスと言われているそうです。
氣志團のおもてなしがすごい!
フードコートには多くの椅子が設置されていたり、観覧車が用意されていて会場が一望出来たりと、氣志團のおもてなしが存分に散りばめられていて、とても過ごしやすいフェスとなっています。
以前、氣志團万博が行われる前に綾小路翔さんがツイッターでアーティストに用意した弁当について怒ってしまったということを呟いていました。
細かいことかもしれませんが、これもおもてなしの心と地元を大事にする氣志團の心意気で、アーティストへの愛やファンの愛もこの氣志團万博から受け取ることができます。
DJ PEPPERも過去に出演。注目のDJブース
氣志團万博にはDJブースも設けられています。
過去にはDJダイノジが出演、またソフトバンクが開発したロボット「PEPPER」もDJ PEPPERとして出演。どちらもオーディエンスを大いに楽しませていました。
また、その日出演するアーティストを特集したDJも行われます。
アーティストのライブの前に行われる場合は前祝い、後の場合はアフターパーティのような雰囲気になり非常に盛り上がります。
なかなかDJに触れる機会がない方にもおすすめです。
またここでも知らないアーティストに触れる機会につながっているのではないでしょうか。
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海がすぐ近く、ロケーションもバッチリ。
「氣志團万博」今年は“房総与太郎爆音マシマシ”で2DAYS開催 https://t.co/TDK71rcpOV pic.twitter.com/8kQmbuGLu0
— 音楽ナタリー (@natalie_mu) 2017年4月16日
会場である袖ヶ浦海浜公園は、海浜公園だけあって、すぐそこに海があるような作りになっています。
晴れていれば夕焼けがきれいにステージを照らします。
また、当日参加している方のSNSは海の写真でたくさんになります。
氣志團が「俺らの海見てくれよ」と言っているのではないかと思ってしまうくらい素晴らしいロケーションです。
氣志團が言っているような気がする。「俺の街来ないか?」と。
ここまで氣志團万博について徹底解説してきました。
ここまで色々なジャンルの音楽が聴けるフェスも珍しいというのと、アーティスト主催フェスだからこそ見受けられる、おもてなしの心。
それに呼応するかのような、アーティストのライブとファンの熱気。
これも氣志團の地元に来ないと見られません。海の風を感じながら、みんなでピリオドの向こうへ行きましょう。
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